飛生芸術祭 2016「僕らは同じ夢をみる-」

飛生アートコミュニティー主催

飛生芸術祭 について

TOBIU ART COMMUNITY

開催趣旨


 東日本大震災以降、人との繋がりや地域コミュニティについて語られる機会が増加しました。都市部では失われつつある「集落」というコミュニティは、人と人とを繋ぐ大切な機能を持っていました。かつてはどこの集落にも、一つの火を囲んで歌い踊り、語り合うようなお祭りがあり、人々の間には強い結束があったのだろうと想像します。

 私たち「飛生アートコミュニティー」は、白老町の旧飛生小学校を拠点に活動する芸術家を中心に、様々なジャンルの若者たちが集結し創造的活動を行っています。メンバーの多くは札幌などの都市部から、白老町の奥地とも言われる飛生地区に通っています。30年前に廃校となった木造校舎で人と人とが出会い何かが生まれていく様子は、次世代への新たな可能性が感じられると同時に、どこか懐かしくて人間らしい「集落」の営みを感じさせます。
 2009年より毎年開催している「飛生芸術祭」は、昨年、期間中約1200人の来場者に恵まれ、アートや音楽などの芸術表現を通じ、感動を届けることができました。今年もたくさんの方々にお越し頂き、「飛生」という集落の一員になって気ままに楽しんで貰いたいと思っています。8回目となる今年は、白老という土地を見つめ、歩き、それを形にするプロジェクトの展示や、「僕らは同じ夢をみるー」の"夢"をみんなで共有することの1つとして、来場者の方々が表現に参加するような体験(ワークショップ)の充実を図ります。

「飛生芸術祭」は、多くの繋がりとご縁、そして何より地元の方々のバックアップを受けながら続けてくることができました。今年も更に感動を与えられるような空間づくりに力を入れ、来場者が一つの世界観を共有し、そこで夢を見られるような空間と時間の演出を目指します。

飛生芸術祭実行委員会

開催概要

名称
飛生芸術祭 2016「僕らは同じ夢をみる-」
開催期間
2016年9月10日(土)~18日(日)
*10日(土)~11日(日)「TOBIU CAMP 2016」開催
会場
飛生アートコミュニティー
(旧飛生小学校/北海道白老郡白老町字竹浦520)
主催
飛生芸術祭実行委員会
共催
アサヒ・アート・フェスティバル2016 参加事業
TOBIU CAMP実行委員会
後援
北海道/白老町/白老町教育委員会/一般財団法人アイヌ民族博物館/社団法人白老観光協会/白老町商工会/一般社団法人白老青年会議所/虎杖浜竹浦観光連合会/札幌テレビ放送/苫小牧民報社/北海道新聞苫小牧支社/室蘭民報社/読売新聞苫小牧支局
特別協賛
アサヒビール株式会社
助成
アサヒグループ芸術文化財団/財団法人文化・芸術による福武地域振興財団/公益財団法人テルモ生命科学芸術財団/白老町みんなの基金事業/コープ未来の森づくり基金
連携
一般財団法人アイヌ民族博物館
企画・制作
飛生アートコミュニティー/TOBIU CAMP実行委員会
公式サイト
http://fes.tobiu.com/
お問い合わせ
contact@tobiu.com

ニュース

飛生アートコミュニティー 30周年記念誌

飛生アートコミュニティーの30周年記念誌「TOBIU ART COMMUNITY 1986-2016」が発行されました。
主に現在の活動が写真と文章、インタビューなどでまとめられており、過去の活動データなども掲載しています。
ドゥヴィーニュ仁央さんによる徹底した取材・編集と、EXTRACTのデザインにより読み応えのある内容になっております。
飛生芸術祭 会期中に校舎内〈とびうさぎカフェ〉で販売いたします。

TOBIU ART COMMUNITY 1986-2016

41ページ/500円
2016年6月1日 発行
飛生アートコミュニティー
取材・編集
ドゥヴィーニュ仁央
デザイン
EXTRACT

写真
アキタヒデキ、ami igarashi、宇佐見 祥子、大河内 禎、奧山 三彩、Noriaki Kanai、カワジリ リョウイチ、国松 希根太、高張 直樹、瀧原 界、Naoko Hirose、Kazuhito Masuko、minaco. (footic)、Asako Yoshikawa
印刷
株式会社メディア・ワン
紙質
表紙:しらおい上質 本文:しらおいマット (ユーライトナチュラルF)

スケジュール

飛生の森の展覧会

内容

ウッドチップが敷きつめられた散策路を歩きながら楽しむ森の作品展。鳥のさえずりや木漏れ日に包まれながら、樹々に溶け込む、あるいは突如現れる作品たちをお楽しみください。
@飛生の森

アーティスト

淺井裕介、Out woods、石川大峰、木木木人(「飛生の森づくりプロジェクト」メンバーの総称)、国松希根太、小助川裕康、下平雅也、富樫 幹、永田まさゆき、中根 唯、伴 翼、森迫暁夫

アヨロ パラレルワールド

内容

ぼくらはアヨロと呼ばれる地域を中心に、土地を歩き、見て、記録してきた。歩くことで見つけた現実の中に潜む非日常、あるかもしれないもうひとつの世界。そんなアヨロパラレルワールドを、一夜の物語として再現します。
@校舎内展示室

アーティスト

Ayoro Laboratory(立石信一、国松希根太)+石川直樹

トーク

9/10(土)夜間 *時間は当日タイムテーブルで確認ください。

とびうさぎカフェ

内容

教室を改装した「とびうさぎカフェ」では、コーヒー、紅茶、ジンジャーエール、軽食などをご用意しています。窓の外の風景を眺めながら、のんびりとした時間をお過ごしください。また、飛生アートコミュニティーのオフィシャルグッズや仲間たちの小作品、アクセサリー、Tシャツ、手ぬぐい、ポストカード、音源などを展示販売します。
@校舎内

アーティスト

相川みつぐ、sinsin、GRAFFTEN、橘内美貴子、国松希根太、国松紗智子、瀧原祥、富樫 幹、平山 操、景井雅之、富士翔太朗 ほか

サポーター

飛生芸術祭・TOBIU CAMPは、多くの皆様に支えられています。

「飛生芸術祭」への応援メッセージ

「飛生芸術祭」が盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。
普段はふれる機会の少ない芸術や文化の祭典を通して、地域住民をはじめ参加者との交流を大いに深めていただき、地域の元気づくりにつながることを期待しています。
多くのアーティストが参加するこの芸術祭は、手づくりの心温まるおもてなしで皆さんをお迎えし、白老の雄大な自然と芸術文化の融和を五感で感じていただけることと思います。
ぜひ皆さんで飛生芸術祭を、そして白老を盛り上げていきましょう。

白老町長 戸田安彦 *敬称略 順不同

特別協賛

共催

助成

SPECIAL SUPPORTERS

SUPPORTERS

PARTNERS

アクセス

飛生アートコミュニティー

(旧飛生小学校)
〒059-0642 北海道白老郡白老町字竹浦520
アクセスマップ/飛生アートコミュニティー

自動車をご利用の場合

◎ 道央自動車道利用

  • ・札幌南IC〜白老IC 所要時間:約1時間
  • ・新千歳空港IC〜白老IC 所要時間:約30分
  • ・室蘭IC〜白老IC 所要時間:約30分

◎ 一般道 札幌中心部から白老まで

  • ・国道36号線〜 所要時間:約2時間20分
  • ・国道453号線(支笏湖)〜 所要時間:約2時間30分

◎ 千歳空港からレンタカーご利用の場合

バス+タクシーをご利用の場合

会場までの道のりは公共交通バス+タクシーでお越しいただけます。時刻・料金等は各バス機関のウェブサイト、電話でご確認ください。

◎ 札幌駅〜高速竹浦 約90分

  • ・高速むろらん号(北海道中央バス) ⇒ 1,750円 [高速竹浦 乗降車]
  • ・高速白鳥号(道南バス) ⇒ 1,750円 [高速竹浦 乗降車]
  • ・室蘭IC〜白老IC 所要時間:約30分

◎ 新千歳空港(2番・29番乗場)〜高速竹浦 約55分

  • ・高速はやぶさ号(道南バス) ⇒ 1,100円 [高速竹浦 乗降車]

◎ 高速バス乗降場〜会場 タクシー 約10分

  • ・白老交通 TEL.0144-82-2244

※復路で「高速竹浦」より札幌・千歳空港方面へバス利用の場合は、必ず前日までに電話予約が必要です。 ※道路状況や天候によりバス時刻ダイヤが変更になる場合がありますので、事前にバス会社への確認をお願いします。 ※タクシーは当日の混み具合により待ち時間が前後発生します。予めご了承ください。

ご予約・お問合せ

◎高速むろらん号(北海道中央バス)
TEL 011-751-2637
◎高速白鳥号・高速はやぶさ号(道南バス)
TEL 0143-45-3411
※高速竹浦発→札幌駅前ターミナル・千歳空港行きは前日までの予約が必要です。