飛生芸術祭5周年記念事業
飛生芸術祭
TOBIU ART COMMUNITY

開催趣旨
東日本大震災以降、人との繋がりや地域コミュニティについて語られる機会が増加しました。都市部では失われつつある「集落」というコミュニティは、人と人とを繋ぐ大切な機能を持っていました。かつてはどこの集落にも、一つの火を囲んで歌い踊り、語り合うようなお祭りがあって、人々の間には強い結束があったのだろうと想像します。
私たち「飛生アートコミュニティー」は、白老町の旧飛生小学校を拠点に活動する芸術家を中心に、様々なジャンルの若者たちが集結して創造的活動を行っています。メンバーの多くは札幌などの都市部から、白老町の奥地とも言われる飛生地区に通っています。27年前に廃校となった木造校舎で人と人とが出会い、何かが生まれていく様子は、新たな可能性が感じられると同時に、どこか懐かしくて人間らしい「集落」の営みを感じさせます。
2009年より毎年開催している「飛生芸術祭」では、ふらりと訪れる来場者にも「飛生」という集落の一員になって気ままに楽しんで貰いたいと思っています。昨年は、期間中約1500人の来場者に恵まれました。飛生という場所で、アートや音楽などの芸術表現を通じて、感動を届けることができました。5回目となる今年は、「人を惹きつける力のある芸術表現」を追求し、これまでの活動によって繋がりが生まれた地元の方々のバックアップを受けながら、更に感動を与えられるような舞台作りに力を入れていきます。来場者が一つの世界観を共有し、そこで夢を見られるような空間と時間の演出を目指します。
飛生芸術祭2013実行委員会
開催概要
名称: 飛生芸術祭 2013「僕らは同じ夢をみる-」 -飛生芸術祭5周年記念事業-
開催期間: 2013年 9月8日(日)~15日(日) 8日間
会場: 飛生アートコミュニティー(旧飛生小学校とその周辺)
主催: 飛生芸術祭2013実行委員会
共催: 公益財団法人北海道文化財団 / TOBIU CAMP実行委員会
後援: 北海道/北海道教育委員会/白老町/白老町教育委員会/アイヌ民族博物館
白老観光協会/白老町商工会/白老青年会議所/虎杖浜竹浦観光連合会
北海道新聞苫小牧支社/苫小牧民報社/室蘭民報社/読売新聞苫小牧支局
助成: 公益財団法人 アサヒグループ芸術文化財団/白老町みんなの基金事業
コープ未来の森づくり基金
特別協賛: アサヒビール株式会社
企画・制作:飛生アートコミュニティー/TOBIU CAMP実行委員会
公式サイト:http://fes.tobiu.com/