飛生芸術祭とは?

昨年行われた飛生芸術祭2011の様子


開催趣旨

 昨年の東日本大震災以降、人との繋がりや地域コミュニティについて語られる機会が増加しました。都市部では失われつつある「集落」というコミュニティは、人と人とを繋ぐ大切な機能を持っていました。かつてはどこの集落にも、一つの火を囲んで歌い踊り、語り合うようなお祭りがあって、人々の間には強い結束があったのだろうと想像します。

 私たち「飛生アートコミュニティー」は、白老町の旧飛生小学校を拠点に活動する芸術家を中心に、様々なジャンルの若者たちが集結して創造的活動を行っています。メンバーの多くは札幌などの都市部から、白老町の奥地とも言われる飛生地区に通っています。26年前に廃校となった木造校舎で人と人とが出会い、何かが生まれていく様子は、新たな可能性が感じられると同時に、どこか懐かしくて人間らしい「集落」の営みを感じさせます。

 2009年より毎年開催している「飛生芸術祭」では、ふらりと訪れる来場者にも「飛生」という集落の一員になって気ままに楽しんで貰いたいと思っています。昨年は、期間中約1400人の来場者に恵まれました。飛生という場所で、アートや音楽などの芸術表現を通じて、感動を届けることができました。4回目となる今年は、昨年の活動によって繋がりが生まれた地元白老町の方々のバックアップを受けながら、更に感動を与えられるような舞台作りに力を入れています。来場者が一つの世界観を共有し、そこで夢を見られるような空間と時間の演出を目指します。

飛生芸術祭実行委員会 実行委員長 国松 希根太



開催概要

名称:   飛生芸術祭 2012「僕らは同じ夢をみる-」

開催期間: 2012年 9月9日(日)~16日(日)

会場:   飛生アートコミュニティー(北海道白老郡白老町字竹浦520)

主催:   飛生芸術祭実行委員会

共催:   北海道地域連動アートプロジェクト実行委員会/TOBIU CAMP実行委員会

後援:   白老町/白老町教育委員会/アイヌ民族博物館/白老観光協会/白老町商工会/白老青年会議所/虎杖浜竹浦観光連合会/北海道新聞苫小牧支社/苫小牧民報社/室蘭民報社/読売新聞苫小牧支局

助成:   財団法人アサヒビール芸術文化財団/財団法人文化・芸術による福武地域振興財団

企画・制作:飛生アートコミュニティー/TOBIU CAMP実行委員会

公式サイト:http://fes.tobiu.com/




アクセスマップ/飛生アートコミュニティー


飛生アートコミュニティー
TOBIU ART COMMUNITY
059-0642 北海道白老郡白老町字竹浦520
e-mail: contact@tobiu.com

札幌方面から
道央自動車道 白老ICから国道36号線で約17km
日本製紙工場(右手)を過ぎてENEOS(右手)のある信号を右折し、飛生方面へ6km程です。

室蘭方面から
道央自動車道 登別東ICから国道36号線で約15km
サンクス竹浦店(左手)を過ぎてENEOS(左手)のある信号を左折し、飛生方面へ6km程です。